こんにちは!インド大好き元インド留学生のKanaです!
インド料理店でもおなじみのメニュー、ほうれん草カレー。私も大好きな一品の一つです!今回は、おうちで手軽に本格的な味わいを楽しめるレシピをご紹介します!
記事の監修者

インド風ほうれん草カレーとは?

インド風ほうれん草カレーとは、たっぷりの青菜(ヒンディー語で”Saag”)を使ったスパイシーなカレーです。特に、北インド地方で広く親しまれている家庭料理です。
代表的なものには、
- サグパニール(Saag Paneer):青菜とインドチーズ(パニール)を合わせたもの
- サグチキン(Saag Chicken):青菜と鶏肉を合わせたもの
などがあり、さまざまなバリエーションが存在します。
中でも、ほうれん草(ヒンディー語で”Palak”)だけを使った「パラクパニール(Palak Paneer)」は、クリーミーでマイルドな味わいが特徴で、日本でも人気の高いインド料理のひとつです。
この記事では、ほうれん草とインドのチーズを使ったパラクパニールのレシピを紹介します!
ほうれん草カレー「パラクパニール」の材料

- ほうれん草:1束(約200g)
- パニール:200g (牛乳500ml、カルダモンシード2-3粒、レモン汁適量)
- 玉ねぎ:1個(みじん切り)
- トマト:1個(またはカットトマト缶100g)
- にんにく:1片(すりおろし)
- しょうが:1片(すりおろし)
- クミンシード:小さじ1
- シナモンスティック:1本(5cm程度)
- 赤唐辛子(乾燥ホール):1〜2本(辛さは調整)
- コリアンダーパウダー:小さじ1
- ターメリックパウダー:小さじ1/2
- チリペッパー(粉末):小さじ1/4〜1/2(辛さはお好みで)
- ガラムマサラ:小さじ1/2
- 塩:適量
- サラダ油またはギー:大さじ2
ほうれん草カレー「パラクパニール」の作り方
パニール(インドのカッテージチーズ)を作る

カルダモンと牛乳を弱火にかけ、ふつふつしてきたらレモン果汁を少しずつ加える。

分離してきたらカルダモンを取り除き、ガーゼまたはキッチンペーパーで水分をしぼる。

重石をして30分くらい放置。水分が抜けたら完成。
ほうれん草をペーストにする

ほうれん草はさっと茹でて冷水にとり、軽く水気を切ってミキサーでなめらかなペーストにします。

玉ねぎ・トマトを炒める

鍋に油を熱し、シナモンスティック、赤唐辛子、クミンシード、カルダモンを入れて香りが立つまで炒めます。焦げないよう注意!
みじん切りの玉ねぎを加えてきつね色になるまで炒めます。15分くらいです。

にんにく・しょうがも加え香りを出し、トマトを投入して水分を飛ばします。
コリアンダー、ターメリック、チリペッパーを加えてよく混ぜます。
ほうれん草を加える

ほうれん草ペーストを加え、水で濃度を調整しながら5分ほど煮込みます。
ガラムマサラと塩で味を整え、パニールを加えたら完成!
【失敗談と解決法】ほうれん草カレーをきれいに作るコツ
ポイント①:少し水分を足してミキサーにかける
ほうれん草を茹でたあと、水分を足さずにミキサーにかけたところ、なめらかにならずに粗いペーストになりました。

粗いペーストのまま料理を続けてみましたが、仕上がりも粗いままでした。
【原因】
ミキサーは、水分が少なすぎると回転しにくく、きれいに攪拌できません。
【解決法】
ほうれん草をミキサーにかけるときは、大さじ2〜3程度の水を加えるとスムーズに撹拌できます。
それでも粗い場合は、最後にハンドブレンダーで仕上げ撹拌すると、なめらかになります!

ポイント②ほうれん草は茹でた直後に冷水で冷やす
ほうれん草を茹でたあと、そのまま使ったところ、仕上がりのカレーの色が茶色っぽく、鮮やかさが出ませんでした。

味はとーっても美味しいのですが、色が悪すぎて全く映えない(涙)
【原因】
茹でた直後に冷水に取らないと、ほうれん草の緑色成分(クロロフィル)が壊れてしまい、色がくすんでしまいます。
【解決法】
ほうれん草を茹でたら、すぐに氷水または冷たい水にとって急冷すること! これにより、鮮やかな緑色をキープできます。
まとめ
- ミキサーは少し水分を足してなめらかに!
- 茹でたら必ず冷水で色止め!
この2つを守れば、美しい緑色のパラクパニール風ほうれん草カレーが完成します!
定番のインドカレーのレシピは、他にも紹介しています。おうちで作る本格インドカレー、ぜひチャレンジしてみてください!