インドのハンピでおすすめ観光スポット3選!基本情報やホテル・宿も紹介

「インドのハンピに行ってみたい!」
「ハンピってどのようなところは?」
「おすすめの観光スポットは?」

インドの秘境とも呼ばれているハンピには、歴史的な建造物の遺跡が多く、1986年に「ハンピの建造物群」として世界遺産にも登録されています。

とはいえ「ハンピについて全然知らない…」という方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ハンピの基本情報を踏まえたうえで、おすすめの観光スポットを紹介します。おすすめのホテルや宿も選んでいますので、この記事だけでハンピの旅行計画も決まる可能性もあります。

「インドのハンピを知りたい」「人生に1度はインドの秘境を訪れたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!

ハンピの特徴について|行き方も紹介

インドのハンピにある遺跡の数々

「そもそもハンピってどのようなところなの?」と思う方も多いのではないでしょうか。まずはハンピについて以下の内容を踏まえて解説します。

  1. ハンピの基本情報|歴史も解説
  2. ハンピまでの行き方

ハンピまでの行き方も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ハンピの基本情報|歴史も解説

ハンピの基本情報を以下の表を踏まえて解説します。

位置カルナータカ州(インド南部)
人口不明
公用語カンナダ語
面積約26k㎡

ハンピとは、インド南部のカルナータカ州に位置する小さな村です。

約26k㎡という広大な面積に建造物の遺跡が点在しています。なぜならインドの神様のなかでも最も有名なクシュリナと世界を維持する神のヴィシュヌが祀られているからです。

ハンピはかつてヴィジャヤナガル王国の首都であり、サンスクリット語で「勝利の町」と呼ばれていました。

ヴィジャヤナガル王国とは、14世紀前半から17世紀まで南インドに栄えたヒンドゥー王国でした。当時はイスラム王朝が優勢でしたが、ヴィジャヤナガル王国は王朝に対抗する活動をしていたといわれています。

河川から水を引いてくる灌漑工事を実施した形跡があり、現在も水路の一部が残っており、農業に利用しています。

ハンピは、インドの神様やヴィジャヤナガル王国と密接な関係を持つ歴史的な地域であるといえるでしょう。

ハンピまでの行き方

日本とハンピを繋ぐ飛行機便はなく、以下の順番で向かいます。

  1. 日本からバンガロールまで向かう(飛行機)
  2. バンガロールからホサピートまで向かう(列車)
  3. ホサピートからハンピに向かう(オートリキシャ)

日本からバンガロールまでは、飛行機1本で到着します。フライト時間は約9時間で、片道の金額は約75,000円ほどです。ただし、時期によって価格は変動するので、注意しましょう。

バンガロールからホサピートに向かう場合は、寝台列車を使います。約10時間かかる長旅なので、ここで休息をとりましょう。

ホサピートからハンピに向かうときはオートリキシャを使います。オートリキシャとはインド中を走る三輪タクシーのことです。乗る前に金額交渉してくることが多いので、高額な金額を見積もるドライバーは避けましょう。

なお、こちらの記事「【進出必見!】インドのバンガロールを解説!進出をおすすめする理由も紹介」では、バンガロールについて詳しく解説しています。

「バンガロールについて気になる」という方はぜひチェックしてみてください。

【旅行に最適】ハンピでおすすめの観光スポット3選

「ハンピで観光するならここ!」というおすすめの観光スポット3つを紹介します。

  1. ヴィッタラ寺院|ヴィジャヤナガル様式の最高傑作
  2. ヴィルーパークシャ寺院|シヴァ神が祀られている
  3. マタンガ・ヒル|人気のある絶景スポット

旅行に最適な場所を選んでいますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. ヴィッタラ寺院|ヴィジャヤナガル様式の最高傑作

ヴィジャヤナガル様式の最高傑作であるヴィッタラ寺院

ヴィッタラ寺院は、ヴィジャヤナガル王国のクリシュナデーヴァラーヤ王により建立されました。

ハンピにある遺跡の中で、クオリティの高さと彫刻の密度が最も高く「ヴィジャヤナガル様式の最高傑作」と呼ばれています。

とくに絶賛されているのが、正面本堂の前にある石造りの山車です。儀式に使われていた山車を模倣しており、当時は石の車輪を動かして移動していました。

入場料は、600ルピー(1,060円くらい)かかります。時期によっては価格が変動する可能性があるので、注意しましょう。

2. ヴィルーパークシャ寺院|シヴァ神が祀られている

シヴァ神が祀られているヴィルーパークシャ寺院

ヴィルーパークシャ寺院は、ハンピのランドマーク的な存在で、高さ50mの塔門をはじめ、目立つ建物があります。

寺院は南インドのドラヴィダの建築様式を採用しており、南インドの中心都市チェンナイにあるカラフルな建築物と同じ様式です。

寺院には、シヴァ神が祀られていますが、バンパー女神が地元の土地をおさめたこともあるので、バンパーパティ寺院とも呼ばれています。

なお、こちらの記事「インドのチェンナイの過ごしやすさや観光スポットを紹介!進出面についても解説」では、チェンナイについて詳しく解説しています。

「チェンナイについて気になる」という方はぜひチェックしてみてください。

3. マタンガ・ヒル|人気のある絶景スポット

人気のある絶景スポットのマタンガ・ヒル

マタンガ・ヒルはハンピの中で最も人気のある絶景ポイントです。

ゴツゴツした地面でふもとから300段の石段を上り終えないといけませんが、ハンピの街が一望できる風景が目の前に広がります。

おすすめの時間帯は、気温が下がり始める夕方ごろに合わせていくのがよいでしょう。なぜなら美しい日没が見れるからです。

入場料はかからないので、気軽に訪れられるのも魅力の1つです。

【サービスが充実】ハンピでおすすめのホテルや宿3選

ハンピに似たようなリゾート施設

旅行といえば、ホテルや宿も気になりますよね。ここでは紹介するハンピでおすすめの宿泊施設は以下の3つです。

  1. キシュキンダ ヘリテージ リゾート|多くのサービスあり
  2. ティラック ホームステイ|自然に囲まれた宿
  3. ゴーピ ゲスト ハウス|格安ゲストハウス

サービスや部屋の質が高い施設を厳選しているので、参考にしていただけますと幸いです。

1. キシュキンダ ヘリテージ リゾート|多くのサービスあり

キシュキンダ ヘリテージ リゾートは、ハヌマーン寺院から5㎞圏内の湖畔に建つホテルです。リゾートホテルだけあって、以下のような質の良いサービスを準備しています。

  • Wi-Fi無料
  • 無料のビュッフェ朝食
  • プールやプレイグラウンド
  • ビジネスセンターや会議室

また郷土料理を楽しめるレストランや、お酒を嗜めるバーなどの飲食店もあります。

営業時間中であれば、ルームサービスを使って、部屋までデリバリーしてくれます。

サービスを存分に活用し、よいリゾート生活を送りましょう。

2. ティラック ホームステイ|自然に囲まれた宿

ティラック ホームステイは、トゥンガバトラー川やマタンガ山など、豊かな自然に囲まれている宿です。

部屋はカラフルで明るい雰囲気を醸し出しており、無料のインターネット接続が可能。マッサージやアイロン、ランドリーなどのサービスを提供しています。

空港への有料送迎や外貨両替などもできるため、海外旅行客にぴったりの施設だといえるでしょう。

施設内のレストランでは、インド料理だけでなく、中華や洋食などの多国籍なメニューが味わえます。

囲まれた自然と良質なサービスで、心を浄化したい方におすすめできる宿です。

3. ゴーピ ゲスト ハウス|格安ゲストハウス

ゴーピ ゲスト ハウスは格安にも関わらずサービスが充実しているゲストハウスです。

ハンピ駅とホスペット駅からの無料送迎サービスがあったり、Wi-Fiを無料で提供したりしています。

また客室は広々としており、シーティングエリア、デスク、ファン、そしてシャワー付きの専用バスルームも完備しております。

ピンク色でわかりやすい家なので、道に迷ったとしても目印となるでしょう。

価格を落としつつ、サービスの質が高い宿を求めている方におすすめです。

インドの秘境であるハンピで非日常を体験しよう!

ハンピ全体を照らす夕焼け

インドの秘境であるハンピは、世界遺産である建造物のスケールが大きく、サービスが充実しているホテルも点在しているので、十分に楽しめる観光地といえるでしょう。

インドといえば、デリーやムンバイをイメージすると思いますが、自然や歴史的な遺跡に囲まれている非日常を体験できるハンピも旅行の行き先にしてみてはいかがでしょうか?一生心に残る思い出になること間違いなしです。

「ハンピに旅行してみたい」「インドの秘境を経験してみたい」という方はぜひこの記事を参考にしてみてください!