ナマステ!元インド留学生のKanaです。この記事では、インドの家庭料理で定番の「チャパティ」の作り方をご紹介します!
チャパティは、全粒粉を使ったシンプルなパンで、インドでは毎日のように食卓に登場する主食です。日本のインド料理店ではナンが主流ですが、私はナンよりも軽くてヘルシーなチャパティ派です。
このレシピを参考に、インドの家庭の味を楽しんでみてください!
ナンの作り方はこちらの記事で紹介しています。
家庭で楽しむ本格インド料理!インド人直伝!ナンのレシピ
記事の監修者
チャパティとは
チャパティは、インドの家庭料理では定番のパンです。全粒粉と水と塩のみで作るシンプルなチャパティは、ナンよりもヘルシーなのが特徴です。カレーや炒め物と一緒に楽しみます。
材料
- 全粒粉(アタ粉) ・・・ 200g
- 水 ・・・ 120〜150ml
- 塩 ・・・ ひとつまみ
- サラダ油またはギー ・・・ 小さじ1(オプション)
作り方
生地を作る
ボウルに全粒粉と塩を入れ、少しずつ水を加えながら手で混ぜます。
水加減は様子を見ながら調整し、しっとりとしたまとまりのある生地を目指します。
生地がまとまったら、台に移して5〜10分ほどこねます。
手で押し伸ばしたときに弾力がある感じが目安です。
【ポイント】びよーんと伸ばしたときに、ちぎれないくらいよくこねます。
生地をボウルに戻し、湿らせた布をかぶせて20〜30分間休ませます。
チャパティを成形する
休ませた生地を丸めてボール状にします。
軽く打ち粉をし、めん棒で直径15cm程度の円形に伸ばします。薄く均一になるよう、中心から外側に向かって伸ばしていきます。
【ポイント】伸ばす前の状態がきれいなボール状でなかったり、生地が厚すぎると、まるくなりません。
焼く
フライパンを中火で温めます。フライパンがしっかり温まったら、生地を1枚ずつ置きます。
表面に小さな気泡が出てきたら、裏返してさらに30秒ほど焼きます。
トングや布巾を使って軽く押しながら焼くと、生地が膨らんでふっくらとした仕上がりになります。
仕上げ
両面にしっかりと焼き色が付いたらフライパンから取り出し、布巾などで包んでおきます。こうすることで柔らかさが保たれます。
ちなみにインドでは写真のような「チャパティ入れ」にチャパティを重ねて入れます。
そのままでも美味しいですが、ギーやバターを塗ると風味が増します。
今回は、北インドでは定番のカレー「ダルマッカーニ」と一緒にいただきました。「ダルマッカーニ」の作り方はこちらの記事で紹介しています。
家庭で楽しむ本格インド料理:濃厚リッチな豆カレー!ダルマッカーニを作ってみた
チャパティ生地を揚げると「プーリ」になる
のばしたチャパティ生地を油で揚げると「プーリ」になります。プーリは、インドで食べられる揚げパンの一種で、全粒粉の生地を薄く伸ばして油で揚げたものです。
まるくのばしたチャパティを、そっと熱した油に入れます。
すぐに膨らんできます。おたまで上の部分にも油をかけてあげます。
「全粒粉」はAmazonで購入
今回使用した全粒粉は、Amazonで購入しました。全粒粉は、日本のスーパーでも購入可能です。
ちょっとしたコツ
- 全粒粉:小麦粉ではなく全粒粉で作ってくださいね。
- 水分量の調整:乾燥しすぎないように、適度に水を加えましょう。
- 焼き時間:焼きすぎると硬くパリパリになるので、短時間で焼き上げるのがポイントです。
手軽に作れるチャパティでインドの家庭の味をぜひお試しください!