日本最大級のインドイベント「ナマステインディア」に行ってみた

ナマステ!元インド留学生のkanaです。

2024年9月28日と29日に代々木公園で開催された「ナマステ・インディア」に行ってきました。「ナマステ・インディア」は日本最大のインド文化を体験できるフェスティバルで、毎年多くの人々が訪れます。
私は今年もダンサーとして出演しつつ、イベントを楽しんできました!

記事の監修者

ナマステ・インディアとは

「ナマステインディア」は、毎年東京・代々木公園で開催される日本最大級のインド文化フェスティバルです。1993年に始まり、今や秋の恒例イベントとして多くの人々に愛されています。インドの伝統文化を広く日本に紹介することを目的に、音楽、ダンス、料理、工芸品など、さまざまな角度からインドを体験できる一大イベントです。

ナマステインディアについては、こちらの記事でも紹介しております。
【2024年版】日本最大のインドフェス!代々木公園ナマステインディアの楽しみ方

ほかにも、日本でインドを体験できる場所について、こちらの記事で紹介しています。
【2024年最新】東京でインドを体験!食からダンスまで完全ガイド

インドフェスといえばインドダンス!

インドフェスといえば、やはり見逃せないのがインドダンス!「インドダンス」と一口に言っても、そのジャンルは多岐にわたります。ここでは、いくつかの代表的なジャンルを取り上げて紹介します。

ボリウッドダンス

インド映画に登場する華やかなダンスで、伝統舞踊と現代の要素が融合したスタイル。活気あふれるパフォーマンスが特徴です。

ケララのインド古典舞踊「カタカリ」

南インド、ケーララ州の古典舞踊劇で、厚化粧と豪華な衣装が特徴。身振りや表情を使い、叙事詩や神話を演じる形式です。

南インドの古典舞踊「バラタナティヤム」

南インドの古典舞踊で、精密な動きと表情で神話を表現する、優雅かつ力強いダンススタイルです。

北インドの古典舞踊「カタックダンス」

北インドの古典舞踊で、即興性や素早い足さばき、回転が特徴。物語を語るように踊るスタイルで、優雅な動きが魅力で

タミル民俗舞踊

タミル地方に伝わる民衆舞踊で、農村部を中心に根付く伝統的なダンス。祝祭や収穫祭などで行われ、素朴で活気ある動きが特徴です。

今年も多くのダンスチームが出演し、色鮮やかな衣装をまといながら、ステージでエネルギッシュなパフォーマンスを披露しました。観客も一体となって盛り上がり、会場全体が活気に満ちていました。

インド料理を楽しむ!おすすめ6選

多数のインド料理店が出店しており、定番のカレーからスナックやスイーツまで、インドの味を堪能できます。ここではいくつか紹介します。

南インド料理「ドーサ」

この日はドーサの気分だったので、マサラドーサを注文。

「マサラドーサ」は、南インドの人気料理で、米と豆の発酵生地を薄く焼いたクレープ状のドーサに、スパイスで味付けしたじゃがいものマサラを包んだ一品。カリッとした食感と風味豊かな具材が特徴です。

ドーサの中央部分に、スパイスで味付けされたポテトがはいっています。

定番の味「タンドリーチキン」

ボリューム満点のタンドリーチキン。ひとつでお腹いっぱいになりそうです。

激あまインドスイーツ

インド食材店の老舗「アンビカショップ」

インド食材店の老舗「アンビカショップ」では、手作りスイーツを取りそろえていました。

試食もできました。

5種類のスイーツを1つずつ購入。バターと砂糖がふんだんに使われた、こってり甘いスイーツは、まさにインドの味!

定番スナック「サモサ」

インドの定番スナック「サモサ」。ちなみに、インドではサモサを段ボールに入れて運ぶ光景も見られます。

甘みと酸味があとを引く「セブプリ」

「セブプリ」は、「プリ」と呼ばれる揚げたパリパリの小さなクラッカーに、じゃがいも、ひよこ豆、タマリンドソース、ミントチャツネなどの具材を乗せ、その上に「セブ」と呼ばれる揚げた細い麺状のスナックがたっぷり振りかけられています。酸味の効いたタマリンドソースが絶妙で、甘みと酸味のバランスが良く、口の中で爽やかに広がります。

水道橋と中目黒の名店「シリバラジ」

インドのクラフトビール

インドビールといえば「キングフィッシャー」がメジャーですが、最近人気が高まっている「BIRA(ビラ)」もありました。BIRAは、インド発祥のクラフトビールブランドで、2015年に設立されて以来、国内外で人気を博しています。

そのたの料理

南インドらしいデニッシュパン「パロタ」とカレーのセット。

南インドの揚げ物「ワダ」

「ワダ」は、南インドの定番揚げ物で、ウラド豆(ブラックグラム)から作られた生地をドーナツ状に成形して揚げた料理です。外はカリッと、中はふんわりした食感が特徴。朝食や軽食として人気があります。

買い物を楽しむ!

インド服

サリーやクルタなど、インドの伝統衣装が手に入ります。クルタのビーズの刺繍がかわいいです。

子供服も品ぞろえが豊富です。

インド英雄のお面

写真にはないですが、私が大好きなインドの名俳優「シャールック・カーン」のお面もありました。買うか悩みましたが、買いませんでした。

インド式のお弁当箱

インドでは、お弁当文化が根付いており、写真のようなステンレス製のお弁当箱が主流です。ステンレス製のお弁当箱は、耐久性に優れています。

ゴージャスなアクセサリー

ビーズや金属を使ったアクセサリーは、インドらしいデザインが魅力です。インドのマーケットにいるような気分です。派手すぎるので、日本では普段使いしずらいのが難点。

インド雑貨

カラフルでユニークなデザインの雑貨が多数ありました。どれも個性的で、見るだけで楽しくなるようなものばかりです。日常にちょっとしたエスニックな雰囲気を取り入れたい方にぴったりです。

その他体験できること

サリー着付け体験

インドの伝統衣装であるサリーの着付け体験ができ、賑わっていました。サリーは、長さ5〜8メートル×幅90センチ〜120センチの1枚の布を体に巻きつけて着用します。

ちなみに私が着用しているのはサリーではありません。「レヘンガ」と呼ばれるスカートの上に、「ドゥパタ」という布を肩にかけています。1枚の布を身にまとうサリーとは異なり、スカートと肩にかけている布が独立しているため着崩れせず動きやすいです。

ヘナアート

ヘナタトゥは、ヘナ植物の粉末を使って肌に模様を描く伝統的なアートで、インドでは結婚式や祭りで広く親しまれています。数週間で自然に消える一時的なタトゥとして楽しめるのが特徴です。

隣の席でビールを飲んでいたお姉さんに、写真を撮らせてもらいました。インド好きが集まるイベントなので、ほかの来場者に話しかけてみるのも楽しいです。

おわりに

毎年ナマステインディアの時期は雨に見舞われますが、今年も同様に雨が降ったりやんだりの天候でした。それでも会場には多くの人が訪れ、大いに賑わっていました。今年も例年通り、楽しいひとときを過ごすことができました!

日本でインドを体験できるスポットも、こちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にして、インドの魅力を感じてみてください!
【2024年最新】東京でインドを体験!食からダンスまで完全ガイド