南インド料理と聞くと、多くの人がまず思い浮かべるのはカレーではないでしょうか。特に、ココナッツや新鮮な魚介類を使った南インドのカレーは絶品です!しかし、南インド料理にはカレー以外にもさまざまな魅力的な料理があります。この記事では、カレー以外の南インド料理の美味しさとその特徴をご紹介します。
記事の監修者
インド料理に関しては、こちらの記事でも紹介しています。
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南インド料理店「ケララの風モーニング」
「ケララの風モーニング」は、東京・大森駅近くにある本場の南インド・ケララの味を楽しめるレストランです。今回は、ケララを代表する料理でありながら、日本では馴染みのないケララの定番メニューをご紹介します。
ケララの風モーニング
・アクセス 最寄駅:大森駅(東京)から徒歩7分
・営業時間 10:00-14:00
・営業日 金・土・日・月
・公式サイト https://kerala-morning.sakura.ne.jp/
ケララ料理の紹介
「ケララの風モーニング」にはいくつかのセットメニューと単品メニューがあります。
店長さんに「ワダもイドゥリも試してみたい」と相談すると、ワダとイドゥリを1つずつ盛り合わせたセットを用意してくださいました。
サンバル
サンバルは、レンズ豆や野菜を煮込んだ優しい味わいのスープで、タマリンドの酸味がほのかに効いています。
ラッサム
ラッサムはスパイスとタマリンドを使用した酸味のあるスープで、食欲をそそるさっぱりとした味わい。香り高いスパイスが心地よく体に染み渡ります。
ワダ
ワダは、外はカリッと、中はしっとりとしたドーナツ形の揚げ物です。ウラドダルという豆のコクとスパイスが効いていて、サンバルやココナッツチャツネと一緒に食べると絶品です。
イドゥリ
発酵させた米粉とウラドダル(豆)を蒸して作る柔らかな蒸しパンのようなイドゥリ。軽くてふわふわとした食感と発酵による酸味が特徴で、サンバルやラッサムと一緒にいただきます。
チャツネ
チャツネは、南インド料理の味を引き立てるディップソースのようなものです。ワダやイドゥリを手で一口サイズにちぎり、チャツネをつけて食べます。
ウップマ
ウップマは南インド発祥の朝食メニューで、セモリナ粉(ラバ)を主原料にしたスパイス風味の料理です。玉ねぎやマスタードシード、カレーリーフ、豆、ナッツなどが加えられます。軽くて消化が良く、朝食にぴったりの一品です。ちなみにここでは、ワダ・イドゥリセットに加え、ウップマを単品で注文しました。
野菜とココナッツの炒め物
野菜の炒め物に使われる野菜は週ごとに変わります。この日のメニューでは、カボチャとキャベツでした。ココナッツの優しい甘みと食感が野菜と絶妙にマッチし、満足感のある副菜でした。ココナツを使う点が南インド料理の特徴です。
まとめ
今回ご紹介したサンバル、ラッサム、チャツネ、ワダ、イドゥリ、そしてウップマは、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、どれも南インドの魅力が詰まった料理です。いずれもさっぱりとした味わいで、朝食や軽食にぴったりです。
ここで紹介した料理は、「ケララの風モーニング」をはじめ、多くの南インド料理店で提供されています。この記事を通じて、新たなインド料理の一品に興味を持っていただければ幸いです!
ケララの風モーニング
・アクセス 最寄駅:大森駅(東京)から徒歩7分
・営業時間 10:00-14:00
・営業日 金・土・日・月
・公式サイト https://kerala-morning.sakura.ne.jp/