「インドのバンガロールってどんなところ?」
「インドのバンガロールは進出に有利なの?」
このような疑問を持っていませんか。
インドは目覚ましく発展しており、各国がインドに外資投資しているほどの影響力です。インドの中でも、バンガロールはとくに発展していると言われております。とはいえバンガロールに進出するにも、どんな地域なのか知りたいですよね。
そこで本記事では
- インドのバンガロールの基本情報
- 住みやすい理由
- おすすめの観光スポット
- 進出をおすすめする理由
の4つを紹介します。
インドのバンガロールに進出するか迷っている人にも必見の記事なので、ぜひ参考にしてみてください。
インドのバンガロールの基本情報
インドのバンガロールの基本情報について解説します。以下の表にまとめました。
位置 | インド南部(カルナータカ州) |
人口 | 約1,400万人(インド第4位) |
言語 | カンナダ語 |
面積 | 約741 km² |
バンガロールはインドのカルナータカ州南部に位置しています。人口は約1,400万人でインド第4位で、公用語はカンナダ語です。カンナダ語とは、ドラビタ族の中でもっとも古い言語の一つで、カルナータカ州を中心に話されています。話者人口は約5,500万人もいます。
外務省の平成29年度の海外在留邦人数調査統計によると、バンガロールに移住している日本人は1,295人で、インドの首都ニューデリーに次いで2番目に多いです。
参照:e-Stat 政府統計の総合窓口|海外在留邦人数調査統計 / 平成29年(2017年)
インドのバンガロールは住みやすい!その理由を3つ紹介
インドのバンガロールは住みやすいと言われています。その理由は以下の3つです。
- 過ごしやすい気候
- 緑が豊富
- 日本人向けのサービス
それぞれ順番に解説します。
過ごしやすい気候
インドのバンガロールはとても過ごしやすいです。バンガロールとインドの首都ニューデリーの気候を以下の表でまとめました。
バンガロール | ニューデリー | |
---|---|---|
平均気温 | 暑い季節:32℃ 寒い季節:28℃ | 暑い季節:35℃以上 寒い季節:23℃未満 |
湿度 | 不快と感じる日:22.4日 | 不快と感じる日:30.7日 |
降水量 | 1mm以上降る日:11.6日 最も多い月平均降雨量:133mm | 1mm以上降る日:16日 最も多い月平均降雨量:170mm |
ニューデリーの平均気温は暑い季節と寒い季節の差は10℃の差があります。また不快に感じる湿度は約30日です。
一方でバンガロールは暑い季節と寒い季節の差は4℃の差で、不快に感じる湿度は約22日となっています。
このようにバンガロールはインドの中でも、比較的過ごしやすい地域であることがわかります。
参照1:WeatherSpark|バンガロール における年間の気候および平均気象
参照2:WeatherSpark|ニューデリー の気候、月別の気象、平均気温
緑が豊富
バンガロールには、木や草原などの緑が豊富です。インドのビジネス街であるグルガオンや首都のニューデリーは車や電車で移動することが多いですが、バンガロールは緑を楽しみながら、移動する人が多くいます。移住している日本人は休日は公園でランニングしたり、街を散歩したりしていると言われています。
インドの北部や首都圏では、大気汚染が問題視されています。とくに2023年は中国よりも深刻な状況です。
一方でバンガロールは北インドよりも空気が綺麗なので、住みやすい地域となっています。
日本向けのサービス
バンガロールでは、日本人向けのサービスが充実しています。日本食レストランでは、実際に移住している日本人シェフが料理している場合があります。レストランによってはホテルの中にもあり、日本文化であるマンガ喫茶や、温泉なども利用可能です。
インドには和菓子を提供しているお店があり、どら焼きやわらび餅などの和菓子が楽しめます。これは他のインド都市でも食べられるところは少ないです。
また日本語の医療通訳が備わっている病院もあります。医療では専門的な用語があり、異なる言語では理解できないこともあるでしょう。体調を崩しても日本語で対応してくれる施設があると、日本人患者も安心して受信できます。
インドのバンガロールでおすすめの観光スポットは?
インドのバンガロールでおすすめの観光スポットは以下の3つです。
- バナーガッタ国立公園|動物の距離が近い
- ラールスバーグ植物園|1500種類以上あり
- 1MGリド・モール|大規模なショッピングモール
順番に解説します。
バナーガッタ国立公園|動物の距離が近い
バナーガッタ国立公園はバンガロールの南に位置するインド最大の野生生物地域です。約260km²にも及ぶ広大な面積には、ライオンのエリアや象エリア、虎のエリアなどが設置されており、観光客はツアーバスに乗って楽しみます。フェンスで仕切られていないエリアもあるので、野生動物と至近距離にいる場合もあります。
犬や猫なども鑑賞できるペットコーナーや水族館など日本の動物園のような施設もあるので、誰でも楽しく過ごせる環境です。ハイキングやキャンプとして利用できるので、公園本来の自然に触れられます。
バンガロールの中心街から車で2時間ほどかかりますが、バンガロールを訪れた際には、ぜひバナーガッタ国立公園を楽しんでみてください。
ラールスバーグ植物園|1500種類以上あり
ラールバーグ植物園は、バンガロールの中心地に位置しており、200年以上の歴史を持つ植物園です。面積は約80haあり、東京ドーム1個分が埋まるほどあり、1500種類以上の植物が育てられています。
インドに生息する植物はもちろん、アフガニスタンやフランスなどの世界各国の貴重な植物も見られます。また多くの鳥や動物が植物園で暮らしているので、動物の鑑賞も可能です。何百年と生きている木も多く茂っているので、歴史も感じられます。
ラールバーグ植物園にあるガラス張りの温室では、フラワーショーが開催されたり、展示されたりしています。30億年前から存在している最も古い岩層の一つである、ラールバーグロックも見どころです。
1MGリド・モール|大規模なショッピングモール
1MGリド・モールはバンガロールの中心街に位置している大型ショッピングモールです。数々のショッピングモールが設置されているバンガロールですが、比較的新しく、多くの観光客で賑わっています。
日本人にとって過ごしやすい環境が整っており、衣服から家具まですべて兼ね備えています。また飲食店も多く設けられているので、ショッピングの休憩はもちろん、飲食だけでも利用可能です。
移住した際は、どこで買ったら良いか迷いますよね。迷ったときは1MGリド・モールで購入し、素敵なバンガロールを過ごしてみてはいかがでしょうか。
インドのバンガロールは進出におすすめ
インドのバンガロールは日本企業が進出するおすすめの地域と言えます。理由は以下のとおりです。
- 英語でコミュニケーションをとっている
- 優秀な人材が集まる
- アジアで最も早く成長している
バンガロールは気候面で過ごしやすいのはもちろん、バンガロールの人口のほとんどが移住者です。バンガロールの公用語はカンナダ語ですが、他の地域からの移住が多いので、英語で話しています。またインド各地から移住している人々も多いですが、言語や文化が異なるため、英語で生活するのが、一般的です。
バンガロールには、優秀な工学大学やビジネスグループが複数あり、優秀な人材を多く輩出しています。またバンガロールは「インドのシリコンバレー」と呼ばれており、Google、Appleの大手企業はもちろん、多くのスタートアップ企業が集まっているので、自然と優秀な人材が集まっています。
こうした背景から、英調査機関オックスフォード・エコノミクスによると、バンガロールは中国や日本を抜き、IT産業を中心にアジアで最も成長する都市と記録されています。
日本企業はすでに工業系の企業が進出しており、大きく発展している企業もあります。
まとめ:インドのバンガロールの良い環境で進出し、大きな発展を目指そう
インドのバンガロールは進出におすすめです。バンガロールは発展しているビジネス都市であることはもちろん、住みやすさやおすすめスポットなども魅力的なので、ビジネス以外でも楽しめます。仕事が休みのときは観光スポットで一息つくと、心身ともに回復しまた仕事に打ち込めるでしょう。
ビジネスと観光の両方を兼ね備えているバンガロールへの進出を検討している方は、この記事を参考にしてみてください。