今回は、日本に住むインド人家庭を訪問できるプログラムをご紹介します。インドに興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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インド人家庭訪問プログラム「ホームビジット」とは
インド人家庭訪問プログラム「ホームビジット」とは
HOME VISIT(ホームビジット)とは、江戸川区の市民団体「ナマステ江戸川区」が運営する、インド人家庭を訪問・滞在して異文化交流を図るプログラムです。対象者は学生となっていますが、お問い合わせの上、年齢問わず参加を検討いただけるとのことです。
以下の人におすすめです!(運営団体Webサイトより)
- インドの文化に興味がある!
- 英語やヒンディー語で会話がしてみたい!
- インドの家庭料理を教えて欲しい!
- 日本に暮らすインド人の声が聞きたい!
- 異文化交流の経験がしてみたい!
運営団体・問い合わせ先
HOME VISIT | ナマステ江戸川区 (namaste-edogawaku.org)
費用:5000円(ホストへの謝礼)
なぜ江戸川区なのか
2024年現在、江戸川区と江東区には約1万人のインド人が居住しています。この地域でのインド人の多さは、2000年問題へのビザ発給の緩和が一因です。特に、IT関連企業で働くシステムエンジニアなどへのビザが容易に取得できるようになったことが大きな要因です。また、江戸川区のアクセスの良さや新興のベッドタウンであることも、この地域へのインド人の移住を後押ししています。
申し込みから当日の流れ
申し込みから当日まで
Webサイトより申し込み後、コーディネーターと打ち合わせを実施し、訪問先と日程を決定します。当日までの準備としては、プログラムの中に日本の文化紹介パートがあるので、できる範囲で準備をします。私は地元のお祭りの紹介と自己紹介について、写真を織り交ぜたパワーポイントを作成しました。お祭りの紹介用のはっぴも用意しました。
当日コーディネーターと合流し、家庭に訪問
最寄り駅でコーディネーターと合流し、一緒に訪問する家庭に向かいます。今回は来日10年になるpoojaさん一家を訪問。ウェルカムドリンクをいただきながら軽く自己紹介を済ませ、早速インド料理作り開始。
インド料理作り
にこやかにスパイスの説明をしてくれるpoojaさん。この日はベジタリアン料理を作りました。
- アールブンダ(じゃがいもとスパイスをマッシュしまるめて素揚げしたもの)
- 玉ねぎのパコラ(かき揚げのようなインドの揚げ物)
- 野菜の炊き込みご飯
- キール(デザート)
日本文化の紹介
私は、地元の諏訪のお祭りとその文化について家族に紹介しました。お祭りの雰囲気やはっぴの意味について説明し、はっぴを家族全員に着用してもらいました。祭りの映像を見せると、「日本人はお祭りでは静かではないのね」と驚かれました。
インド文化を体験
poojaさんからは、サリーのさまざまな着方を教えていただきました。20歳の頃にインドで仕立てたサリーを持っていますが、自分で着るのは難しく、長い間着用していませんでした。今回の体験で、プリーツの作り方や美しいボディラインが引き立つ着付け方に感激しました。サリーの着付けにはコツが必要であり、多彩なアレンジが可能である点は、浴衣の着付けに似ていると感じました。
おまけ
今回はプログラム終了後、近くのインド人世帯が多数住む団地と周辺のインド食材店に連れて行っていただきました。団地の敷地内ではほぼインドの方しか見かけず、広場でクリケットをしている子供たちも見かけました。まるでインドにいるかのようになつかしく感じました。インド食材店では、日本の一般的なスーパーでは見かけないインド産の野菜やスパイス、インドのスナックの品ぞろえが充実していました。
まとめ:日本でインドを体験しよう!
インドの家庭を訪問し、インド人ファミリーと数時間過ごしたのはとても貴重な体験でした!インドに興味のある方、インドを体験したい方は是非参加してみてはいかがでしょうか。
今回参加させていただいた「ホームビジット」プログラムを運営する「ナマステ江戸川区」
運営団体・問い合わせ先
HOME VISIT | ナマステ江戸川区 (namaste-edogawaku.org)